こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【ガルバリウム鋼板屋根の下地】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
ガルバリウム鋼板の屋根は近年非常にポピュラーな存在になっており
一昔前まで言われていたような【金属屋根は簡単に錆びる】という
常識を覆した革新的な屋根材となりました。
しかし、ガルバリウム鋼板屋根を選ぶにしても
以前から言っている通り重要なのは【下地材】に拘って施工を行う事です。
どのように施工する事で家が長持ちするのか?
どのように下地材を選べば家が長持ちするのか?
前回のブログでは上記2点に絞って詳しく解説しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【下地に合わせたルーフィングの選定方法】という内容についてお話させて頂きます。
ルーフィングとは屋根材の下に敷いて施工を行う【下葺材】と言われる防水シートの事です。
屋根の寿命はルーフィング選定に重きを置くと
下地である野地板が長持ちしやすく、丈夫な屋根が作れます。
前回のブログではその下地である野地板の種類と選定方法を詳しくご紹介しました。
その内容では【構造用合板】と【無垢野地】それぞれの長所と短所ををお話させて頂きましたが
どちらの長所もルーフィングの選定の仕方によって更に際立つ
という事を今回は詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
前回のブログでお話した通り、構造用合板は水に弱く【雨漏りしてしまうとその形を崩しやすい】
無垢野地は水に強いが【コストが掛かってしまう】
この弱点をルーフィングで補う事も可能となってきますので下の方で詳しくご紹介します。
こちらの写真の商品は【改質アスファルトルーフィング】という名前の商品で
通称【ゴムアスファルトルーフィング(ゴムアス)】と呼ばれる防水シートです。
このルーフィングは非常に品質が高く、防水性が高い事で知られます。
その耐用年数はグレードにもよりますが20~30年
ルーフィングメーカーのTAJIMA様が出している最高級の【マスタールーフィング】では
60年以上の耐用年数が保証されており
予算が確保できる方には非常にオススメの商品となっております。
構造用合板は水に非常に弱い性質がありますので
出来るだけゴムアスを選ぶ事をオススメします。
無垢野地の屋根下地はコストが高いという説明をしましたが
「どうしても無垢野地にしたいけどコストを抑えたい」
という方は上記の【アスファルトルーフィング940】という商品があります。
このルーフィングは耐用年数が10年~15年ほどで
耐用年数が長いとは言えませんが、特筆すべきはその価格です。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)の価格と比べると
価格が非常に安く、お手頃な価格となっております。
「価格を安く抑えたい」
という方にはオススメの商品となっております。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
新築を建てる際には、家のデザインや快適性ばかりを気にしてはいませんか?
実は、一番快適性を損ねるのは【雨漏り】です。
今回2回に分けて屋根下地とルーフィングについて解説したのは
下地とルーフィングの重要性を知って頂き
新築を建てる際や改修工事を行う際の参考にして頂ければと思っての事です。
一生に一度の大きな買い物をするマイホームなので
細部まで理解してお買い物が出来るようにして頂ければ
失敗も少なく家を建てる事が出来ます!
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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