こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
今日はいきなり前触れもない突風が吹きました。
最近では気候の乱れが読みにくく、不意に吹き荒れる突風で
ケガをされないようお気を付けてお過ごし下さい。
前回のブログでは、【雨樋の落下・外れ】を防ぐにはどうしたらいい?プロの技を詳しくご紹介します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん雨樋が外れている家を見かけた事はありませんか?
雨樋が外れている家の殆どが古い家であると思います。
しかし、稀に新し目に見える家でも雨樋が外れているという家があります。
その原因とされる理由は沢山ありますが、前回のブログでは、その中でも非常に良く見られる原因を
ピックアップしてご説明させて頂きました。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【外壁やコロニアル屋根にシリコンシーラントを使用してしまった場合の対処方法】
という内容についてお話させて頂きます。
以前のブログから何度もお話している通り
シリコンシーラントを使用した場所には基本的に塗装を行うことが出来ません
その為、下のブログでは警告の為に
シリコンシーラントを使用してはいけない場所について説明させて頂いております。
※シリコンシーラントを使用してはいけない場所についてはこちら
このブログの中で説明している場所でシリコンシーラントを使用すると
塗装を行う際に、高額な撤去処理費用を請求される可能性がある事について触れました。
しかしながら、現時点で外壁や屋根の雨漏り修理に
多量のシリコンシーラントを使用されているお家の場合
塗装を行う際に全てを撤去しようと見積もりを行うと
それだけで数百万単位の撤去処理費用が掛かってしまう
という可能性がありますので現実的ではありません。
では、撤去処理以外の処置方法はないのか?
今回は上記の様な状態になった場合におススメする商品がありますので
興味のある方はご覧ください。
この塗料はペインター20という名前で【信越化学工業】様から発売されている商品です。
この塗料はシリコンシーラントを塗りこまれた外壁や屋根であっても
下塗りを行うだけでシリコンシーラントの上に塗料が乗るようになる
という非常に優れた商品です。
通常ならば変性シリコンの上から塗料用プライマーを塗り
塗装を重ねていくのですが、シリコンシーラントはプライマーを弾いてしまう為
塗装を重ねる事が出来ません。
そのような場所に対してはペインター20を塗ってから乾かし
上から塗料を塗るようにすれば、シリコンシーラントの上からでも塗装が可能となります。
ペインター20のデメリットは【価格が非常に高い】事です。
通常の変性シリコン+プライマー+塗料
という通常の塗装工程に対して、ペインター20を使用してしまうと
価格が倍近く膨れ上がってしまいます。
その為、通常であればなるべく使用したくはないという塗料です。
考えとしては、シリコンシーラントを撤去する事が困難
もしくは現実的ではない撤去処理費用になってしまう
という場合にのみ使用する事をおススメします。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
塗装業者がシリコンシーラントを使用せず
変成シリコンを使用している理由はお客様の今後を考えての事です。
皆さんもDIYを行う際には変成シリコンを使用する事をオススメします。
今回ご紹介したペインター20については【最終手段】
という風に考えて頂ければ幸いです。
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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