こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、シリコンシーラントの上からでも塗装が出来る!驚異の塗料【ペインター20】について
という内容についてお話させて頂きました。
以前のブログから何度もお話している通り
シリコンシーラントを使用した場所には基本的に塗装を行うことが出来ません
その為、下のブログでは警告の為に
シリコンシーラントを使用してはいけない場所について説明させて頂いております。
※シリコンシーラントを使用してはいけない場所についてはこちら
このブログの中で説明している場所でシリコンシーラントを使用すると
塗装を行う際に、高額な撤去処理費用を請求される可能性がある事について触れました。
しかしながら、現時点で外壁や屋根の雨漏り修理に
多量のシリコンシーラントを使用されているお家の場合
塗装を行う際に全てを撤去しようと見積もりを行うと
それだけで数百万単位の撤去処理費用が掛かってしまう
という可能性がありますので現実的ではありません。
では、撤去処理以外の処置方法はないのか?
前回のブログでは上記の様な状態になった場合に弊社がおススメする商品を
ご紹介させて頂いております。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【住宅の換気システムの重要性】という内容についてお話させて頂きます。
マイホームを購入し、一軒家に住まわれている方は、新築を建てる時に【住宅の換気】について
担当の営業マンから少しばかり説明があったのではないでしょうか?
その為、知っている方もいらっしゃる事だと思います。
住宅にとって換気システムは無くてはならない存在で
換気システムが全くない状態の住宅ですと、屋根裏や屋根材の裏側が
まるで雨漏りしたかのように濡れてしまう現象に見舞われます。
どうしてそのような状態になるのか?また換気はどのようにして行っているのか?
について詳しくご紹介して行きたいと思います。
換気システムを導入していない、または換気システムに不具合が発生している家は
天井に「雨漏りしているのではないか?」と疑いたくなる程の水が溜まります。
それもそのはずで、例えとしてキンキンに冷えたビールを常温のジョッキに注ぐと
外部との温度差でジョッキの周りが結露し始めます。
その結露水の量と言えば、テーブルがビショビショに濡れてしまう程の水量で
皆さんも経験があると思います。
ビールのジョッキですらあの水の量なのに
家の屋根裏の大きさであのような現象が起こるとしたらどうでしょう?
特に冬場では家の中で暖房を焚いて生活するので
温かい空気が屋根裏まで上がってしまい、外部と屋根裏の温度差が非常に激しくなります。
このようになると屋根裏が結露し、まるで雨漏りしたかのように天井が濡れてしまう事になります。
結露の水は、雨漏りした時と同様に
野地板の寿命を蝕んでいく事が明らかになっています。
野地板の上にはルーフィングが施工されていますから
湿気は逃げずに野地板を濡らしてしまいます。
この状態が何年も続いてしまうと野地板は腐り
屋根材を支えている下地である野地板が機能しなくなり
台風などで屋根材が飛んでしまうという事になりかねません。
屋根裏に上がった暖かい空気は湿気を多量に含んでおり
その場で滞留させると必ず結露を起こします。
そこで、その湿気を含んだ空気を外に逃がす事で
乾いた空気を室内に取り込み、結露を防ぐという仕組みが換気システムです。
しかし、換気システムを充分に発揮する為には1つだけ欠いてはならない重要な要素があります。
それが【気密性能】です。
長くなりますので気密性能の説明は次回行いたいと思います。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
新築を建てる際に多くのホームメーカーが謳い文句にしている
【高気密・高断熱住宅】ですが
どのように凄いのか?どのような役割があるのか?
という事を理解されている方は少ないと思います。
そこで、今回のブログからは【高気密・高断熱住宅】をシリーズとして
皆さんに分かりやすく説明して行きますので
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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