こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、屋根を雨水から守る重要な要【軒先唐草】について詳しくご紹介します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん【唐草】と聞くと風呂敷などの唐草模様が思い浮かぶのではないでしょうか?
しかしここで言う唐草とは屋根の役物の事です。
板金屋根を葺く際には軒先に特殊な役物を入れて
役物の上から屋根を葺く事になります。
ではなぜそのような役物が必要なのか?
また、どのような役目を持っているのかをご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【高気密住宅と換気システムの相互関係】という内容についてお話させて頂きます。
最近では【高気密・高断熱住宅】が流行っており
「高気密が住宅にどのように影響するのか?」「どのような快適性をもたらすのか?」
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
高気密住宅には沢山のメリットがありますが、その中でも特筆すべき事が
【換気システムとの相互関係】です。
下のブログで【換気システムの重要性】について詳しく解説させて頂きましたが
その最後に【換気システムを充分に機能させる為には気密性能が必要不可欠】
という風に書きました。
なぜ換気に高気密が関係しているのか?
今回は上記の内容について詳しくご紹介して行きたいと思います。
高気密と聞くと【外からの花粉や粉塵を入れないようにする】
【外からの冷たい風を取り入れないようにする】という風に思われがちですが
高気密住宅の本当の狙いは【空気を逃がさないようにする事】です。
換気システムの能力を100%発揮させる為には
しっかりと気密性を持たせた住宅が必要となります。
その仕組みを図解したものが下の絵になります。
この絵は気密性が低い住宅の絵になります。
気密性が低いと様々な所から空気が漏れ出てしまい
左上に設置された換気システムの能力を発揮する事が出来ません。
能力が発揮されないという事は、住宅内部に溜まった湿気や空気が十分に排気されない為
屋根裏の結露を防ぐ事が出来ず、屋根裏などのカビ発生や
屋根下地の劣化などを招いてしまいます。
高気密に富んだ住宅は外に漏れ出る空気が殆ど無い為
換気システムを狙った通りに働かせる事が出来ます。
その為高気密住宅を狙って造り上げる事は
内部空気の動きをコントロールする事が目的なのです。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
ホームメーカーが謳っている【高気密・高断熱住宅】は
家の寿命を長くする為に空気の動きをコントロールするという事から始まりました。
長年研究が進んできた現代の住宅は
どの住宅も遜色が無い程の高気密を発揮しています。
皆様も新築を建てる際には気密測定結果を気にして見てみる事をオススメします。
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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