こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、どうやって克服する?板金屋根最大の弱点である【ピンホール】について
という内容についてお話させて頂きました。
皆さんは板金屋根の弱点と聞くと【錆び】が思い浮かぶと思われます。
しかし、近年は【ガルバリウム鋼板】の研究成果において
カラー鉄板の時代に言われていた錆による腐食という問題が
殆ど解決したと言っても過言ではありません。
そこで、前回のブログでは板金屋根を知り尽くしたプロが
板金屋根の最大の弱点をお話ししています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【古くなったスレート屋根の張り替え】についてのお話となります。
皆さん家の倉庫や小屋の屋根にスレート屋根を使用しているのを見かけた事はありませんか?
このような屋根ですね!
耐久性が高く、値段も安いという屋根で
工場の倉庫や物置小屋の屋根に非常によく使われてきた屋根です。
この屋根は古くなって来るとちょっとした衝撃や風で
簡単に割れてしまう屋根ですので
張り替えをしたいという人が増えています。
費用を抑える為にDIYにて張り替えを行うという人もいらっしゃるので
今回はスレート屋根をDIYで張り替える場合の注意点についてお話したいと思います。
上記の写真ように古くなってしまったスレート屋根は
まるでクッキーのように人力で簡単に割れてしまいます。
その為、何の知識や経験もない方がスレート屋根に登って作業を行うのは
非常に危険な行為です!!
経験を積んだスレート張り替え専門のプロですら
「スレート屋根は危険!怖い!」
「素人が登っていい屋根ではない!」
とおっしゃっていた程、危険な屋根です。
昨今ではあまりの死亡事故の多さから、熟練のスレート職人ですら
足場、命綱、安全帯、ヘルメットは確実に装備、準備して現場に望んでいます。
DIYを行う方はそうした設備を用意する事が出来ない為
張り替えはプロに任せる事をオススメします。
スレート屋根は数ある屋根材の中でも
乾いている時と濡れている時の滑りやすさの変化が大きい屋根材となっています。
完全に乾いている状態ですと勾配があっても殆ど滑らずに歩けますが
少しでも濡れてしまうとまともに上を歩くことが出来ない程
滑りやすく、危険な屋根に変化します。
朝露や雨上がりなどでスレート屋根が濡れている場合は
絶対に上を歩いてはいけません!!
このようにスレート屋根はプロですら登る際には万全を期して登るような
非常に危険な屋根です。
DIYなどで上に登る事は絶対に辞めておきましょう!!
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
今回はスレート屋根の危険について強めに警告しましたが
スレート屋根は本当に危険な屋根なんです。
私たちも同業者が亡くなってしまったという悲しい実体験があるからこそ
軽い気持ちで屋根に登る事は絶対に辞めてほしく思い
ブログに綴りました。
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/