こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
今日は大寒波で九州の都会から離れた片田舎の我が家では雪が積もりました。
朝目覚めるとあまりの寒さに昔から痛めている膝が疼いて、更に鼻水が止まらないなど
体を壊しそうな気温でした。
北海道や東北地域の方々はこれ以上の大寒波を毎日過ごしているかと思うと尊敬の念が生まれます。
まだ寒い日が続きますが体調にお気を付けてお過ごしください。
前回のブログでは、最近の建売住宅の【屋根事情】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
建売住宅と聞くと皆さんどのようなイメージを思い浮べますか?
建売住宅は金額が最初から決まっており、ローコスト住宅と呼ばれる住宅も建売に多いです。
その為「安いからそれなりのクオリティ」
だと思っている方もらっしゃるのはないでしょうか?
しかしながら板金屋根に限ってはそうでもないのです。
板金屋根を採用された建売住宅は質も良く拘った製品が最初から採用がされており
長く使用できる仕様に仕立て上げられています。
前回のブログでは気になるその内容について詳しく解説していますので
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【外壁にはヨドプリントがオススメ!】という内容についてお話させて頂きます。
弊社のブログを覗いてくれている皆様はご存知かもしれませんが
【ヨドプリント外壁】とは昭和の後期から平成初期まで流行った
亜鉛メッキ鋼板に特殊なカラープリントが施された外壁材料です。
見た目は至ってシンプル、かつ低コスト!ですが・・・
昔は「安そうな外壁材」や「倉庫や物置の外壁になら使ってもいいかな・・・」
などマイナスなイメージが多く、最近では頻繁に使われる事が無くなった外壁材です。
しかし、弊社は数十年も昔からヨドプリント外壁を扱ってきており
ヨドプリント外壁自体の耐久性や耐候性のデータが豊富に揃っています。
件数は数えきれない程のデータ蓄積の中で一つ分かった事があります。
それが【ヨドプリント外壁は施工の方法によって現役で使用できる外壁である】
という事です。
今回のブログでは気になるその内容を詳しく解説して行きたいと思います。
ヨドプリント外壁をグーグルで調べると茶色の木目調鋼板がヒットします。
和風の家には合う色合いですが、最近の家と組み合わせるとやはりチープなデザインに見えてしまうのも事実です。
しかし
上記の写真はどうでしょうか?ヨドプリント外壁には白や黒、ベージュなど様々な色があり
組み合わせや色の選択次第では現代の洋風建築にも合わせて施工する事が出来ます。
お客様の要望次第では在庫が確保出来次第組み合わせが自由になりますので
デザイン性を気にされる方は是非ご相談下さい。
ヨドプリント外壁の最大の弱点、それが【遮音性】と【断熱性】です。
まずは遮音性から解説させて頂きます。
ヨドプリント外壁は他の板金外壁厚みである0.4mmと比べ厚みが0.27mmとなっており
厚みが少ない分雨や風での反響音が大きくなるので、遮音性に欠いています。
しかし、遮音性が必要となる場合の施工は【静震シート】と呼ばれる現代建築でも使用される
最新の技術が注がれた材料を使用する事で解決できます。
そして断熱性、板金では一番の天敵とも言えるこの課題はヨドプリント外壁も抱えています。
しかし、他の板金外壁でも同じことが言えるこの課題
今の新築は全て断熱、気密、通気の3つを主に重点的に攻めています。
この技術をヨドプリント外壁にも応用すれば現代の外壁材となんら変わりない性能を発揮できるのです。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
ヨドプリント外壁は亜鉛メッキ鋼板にも関わらず
環境にもよりますが、40年近くの耐久性を誇っている実績もあります。
これは塗膜の品質が良質であるからこそ実現できる耐久性でしょう。
また、ヨドプリント外壁は塗装が乗りやすい外壁材ですので、何度も塗装メンテナンスを行う事で
更に長い寿命が期待できます。
気になる方は検討してみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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