2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、プロが教える台風対策！【台風被害】に合いやすい場所を徹底解説します。
という内容についてお話をさせて頂きました。
九州の皆さん、歴代史上最も大きいと言われた台風１０号による被害を免れる事が出来たでしょうか？
幸いにも家が倒壊するほどの被害を受けた方は少ないようです。
しかし、まだ台風シーズンは始まったばかり・・・
これを期に一度お家の点検を行う事をオススメします。
ですが「どこを点検すればいいの？」と思われる方もいらっしゃる事でしょう。
そこで前回お話した内容は【台風被害を受けやすい場所】についてランキング形式にてお送り致しました。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【台風と雨漏りの関係性】についてです。
「台風の時の雨漏りって屋根が壊れたりしない限り起こらないのでは・・・？」
と思われる方が多い事でしょう。
皆さん、台風や強風などによる外傷が原因で雨漏りするというケースはご想像できると思います。
しかし、何かが壊れなくとも台風などの強風により雨漏りしてしまうケースもあります。
普通にはイメージしづらいと思いますので、写真や使用して説明していきたいと思います。
台風や強風を伴う雨漏りは、普段の雨では雨漏りしない場所からの水の侵入を許してしまいます。
強い風とともに家に当たる雨水は、普段では考えられない程の勢いで家に降りかかります。
そして、風に押されながら劣化した外壁や屋根から一気に家の中まで浸入してきます。
どんな小さなひび割れだったとしても水は染み込んできます。
これは、家がメンテナンスを行うべき時期になったというサインです。
台風や強風に見舞われた際はしっかりと家の自主点検を行い
雨漏りしていた場合は一度専門業者に診断して貰う事をオススメします。
台風や強風などを伴う横殴りの雨に見舞われた場合に、雨漏りしてしまうという現場をいくつも見てきました。
横殴りの雨で起こる雨漏り被害は家の構造上による問題が殆どです。
では、なぜ構造上による問題が発生するのかと言うと
現在と昔の家の造りは少し違っており
一昔前の家の構造では現在の降水量に対応する事が出来ません。
その降水量に台風や強風などが伴う事により
横殴りの雨による雨漏りという事が起こってしまいます。
上記の写真は、横殴りの雨による雨漏りをしていた現場です。
通常の雨ですと水が入らないような構造ですが
最近の台風や強風を伴う横殴りの雨は、このような小さな瓦の隙間にも水が入ってきます。
一見水が入らないような場所に水が浸入する事が台風の恐ろしさで
知らないうちに雨漏りが進行している現場もあります。
皆さんも一度専門業者に診断して貰う事をオススメします。
現在では、ホームセンターなどで簡単に用意できる【防水テープ】【雨漏り補修液】【吸水シート】など雨漏り対策グッズがたくさん存在しています。
簡単に修復できるわりに本格的なものが多いので、比較的楽な方法で効果が期待できます。
雨漏り対策グッズでも不安な場合は一度プロにご相談ください。
原因となる箇所に小さなヒビが入っている場合などは、応急処置として防水テープを張ります。
防水テープの種類は豊富にありますが、雨漏り対策には水漏れ防止用のものを使いましょう。
屋根や外壁などの屋外に適した強力な防水テープもあります。
屋根材や外壁などに大きなヒビが入っている場合は、雨漏り補修液を使用するという方法もあります。
この場合、セメントと混合してハケで塗っていくため、別に準備するものや作業時間も必要となりますが、効果は絶大です。
雨漏りや水漏れの予防に使用します。
吸水シートは、水を吸うことによってクッションのように膨らみます。
サイズは１ｍ以上の大きいものから小さいものまで様々な物があります。
また、使った後は天日干しで数日間自然乾燥させることで、繰り返し使用することが出来ます。
土嚢やブルーシートと併用する事でさらに効果を上げる事もできます。
いかがでしたか？台風被害による雨漏りの原因と対処方法についてご参考になったでしょうか？
小さな雨漏りは気づかない状態で放置されている場合もあります。
雨漏りは気づかずに進行している状態が一番危険で
シロアリ被害や、家の主要部分の傷みへと繋がる恐れがありますので充分お気を付けください。
雨漏り被害に合われたという方は慌てずに火災保険の内容を見直してみてください。
保険内容によっては補償の対象になる可能性があります。
火災保険について詳しく知りたい方は下のリンクから！
弊社でも無料の点検および診断を行っております。
気になる事があればお気軽にご連絡下さい。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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